ミロの部屋


プロフィール
2003年7月生まれ。
生後約3週間で保護。
頑張って世話をしたけど
保護してたった2週間の
命でした。
保護した時360グラム
だったので、この名前を
貰いました。
男の子。


餌場で生まれた子でした。
母ネコは、子ネコ達をあちこちに運んでは戻るというパターンでした。
ここの子ネコ達の生存率は極めて低かったです。
私が介入してから、避妊もしたし子ネコも保護したけれど..まだ追い付きません。
この子の母ネコも、子ネコの数を減らしながら移動を繰り返していました。
子ネコが2匹になった時に、保護を決意しました。

保護は簡単に出来たけれど、この子達は飲むのも食べるのも拒否しました。
強制的に食べさせ、私も頑張ったつもりなのですが...夜にゴハンを食べさせて
深夜にふと見たら、ミロが下して吐いて、えらい事になってました。
24時間やっている獣医に電話で様態を伝えました。
低血糖らしいとの事で..砂糖水やニュートリカルを与え、お酒を飲んでいた為に
車が出せなかったので、タクシーを捜したけど見つかりません。
近所の獣医に抱いて行って玄関を何度も叩いたけど、起きて来てくれませんでし
た。

結局、腕の中で死なせてしまいました。
カイロとタオルでくるんで抱いて..ずっと声を掛け続けたのに...
苦しんでいるミロに、何もしてやれませんでした。
後悔ばかり残ってしまいました。
飲酒運転してでも、京都の病院に行けば良かった...
もっと砂糖水を飲ませれば良かった...
そして何より、もっと早くに気付いてやれば良かった...

骨壷には、小さいミロのお骨が入っています。
粉まで全部拾ったけど..少しの量の細い骨と灰になってしまいました。
二度と、子ネコを死なせたくない...こんな事はもう沢山です。
避妊去勢を徹底して行きたいと、心の底から思います。
ミロ..ゴメンね、一緒に保護したサヨが、里親さんに恵まれて幸せに生きている事が、
せめてもの救いです。


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