チビの部屋


プロフィール
2002年3月生まれ。
女の子。
人もネコも大好きな
甘えたさん。
小柄でキュートでした。
2009年1月17日
腎不全で死去。

頑張って生きました。

1999年の秋から、駅前の里開発が始まりました。
この子の母ネコ「さっちゃん」は、古い町並みの中で生まれ育ち、地域の人達に
愛されていたネコでした。
家々が解体され、工事が始まった頃に私はこの一家と出会いました。
幸い、立ち退きになった中で一軒のお宅が、近くに借家を借りました。
何とか、ネコ達の餌場は、そのお宅の庭まで移動させる事に成功。
そうこうしている内、春先に仔猫が生まれてしまいました。
4匹の仔猫の内の1匹、それがチビちゃんでした。
次から次から生まれる仔猫...弱っている子から保護をして世話をして、あくせく
している間に、この子は一度貰われて行きました。
お家の向かいの居酒屋に勤めるお兄ちゃんが連れて帰ってくれたのです。
でも、1ヶ月後にはリリースされてしまいました。
奥さんがアレルギーになったとかで。
その後も彼は、店に連れて入ってポケットに入れたり、と可愛がってた様子です。
2003年冬に、様子がおかしいのに気が付きました。
首がただれていて、弱っているみたいでした。
慌てて保護、獣医に連れて行くと「事故に遭ったみたいやね」との事。
顎の下から胸まで皮が剥けてただれ、左足の指先も傷ついていました。
おばさんは、ずっと薬をつけて、靴下を着せていたようです。

保護してから、酷かった下痢も治り、2キロだった体重は4キロまで増えました。
傷も、すっかり完治しました。
現在は、ほかの子達と走り回って、とても元気です。
もっと早く保護すべきだったと後悔しています。


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